■社長挨拶
21世紀への挑戦
~IT利用環境総合コンサルティング企業へ~
現在「情報通信技術(IT)」はめざましい勢いで進歩を続けています。ビジネスの世界に留まらず、日常生活にも広く浸透してきています。高速の通信網の整備、それに伴うパソコンや携帯電話など端末機器の機能向上により、コミュニケーションの手段が質・量ともに劇的に変化し続けています。一般に「情報障害」と呼ばれている「視覚障害者」にとっても、このITの進歩はコミュニケーションの幅を確実に広げ、生活の質の向上にも大変有用な進歩であることは誰もが認める事実でしょう。
電子化された情報を音声化する技術の進歩により、視覚障害者の文字コミュニケーションの手段として、点字、音声ワープロ、さらには電子メールと、選択の幅が広がりました。TPOに応じてコミュニケーションツールを自由に選択できる時代の到来です。さらにインターネットの普及、それを閲覧するための音声ブラウザの機能向上などにより、欲しい情報を欲しいときに自発的に入手する事ができるようになってきています。
このITの進歩に伴い、一方では、デジタルデバイドと呼ばれる新たな問題が生じて来ています。環境は整ってきたものの、それを利用するすべを知っている人と知らない人、使える人と使えない人の格差が大きく広がりつつあるのも否定できない事実です。
ラビットは視覚障害者がITを利用するために必要な幅広い知識、豊富な経験、最新のサポート技術を持ったプロ集団です。そのノウハウを駆使して、すべての視覚障害者にITの恩恵を享受してもらいたい。これがラビットの基本理念です。
視覚障害と一言で言っても、実際には様々な障害特性があります。たとえば視力はないが点字が読める人、視力もなく点字も読めない人、弱視で文字を拡大すれば見える人、弱視であるが文字を拡大されると見づらい人など多種多様です。
ラビットは、これら様々な特性に応じた最適なIT利用環境のコンサルティング・販売・指導・サポートを提供し続けます。さらに新たなチャレンジとして、加齢とともに視覚に何らかのハンデキャップが生じた方々に対するIT利用環境の研究、サポート技術の開発にも力を注いで参ります。
本格的な高齢者社会の到来に向けた、新たな時代のラビットの挑戦にご期待ください。
代表取締役 荒川 明宏
■会社概要
■沿革
■社名の由来
ラビットという社名を聞いて、皆様はどのようにお感じになるでしょうか?
「一体何をしている会社なんだろう。」とか、「ペットショップかしら」などと思われる方も多いと思います。ラビットという社名には、弊社の設立者であり、現在代表取締役である荒川明宏の以下のような思いが込められています。
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お客様にペットのようにかわいがられ、うさぎのように愛される企業でありたい。
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うさぎのように身軽に、ピョンピョンと、小回りの利くサポートをしていきたい。
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会社の創業が卯年のため、社員が設立時の初心をいつまでも忘れずにいてほしい。
この社名に恥じることのないよう、社員一同皆様とのふれあいを大切にしていきたいと考えております。